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──再開しましたドラマCD新シリーズも、今回で最終巻となります。ドラマCD第六巻目となる本作と合わせまして、シリーズ全體の収錄を終えてのご感想をお願い致します。



【キャスト】
(敬稱略)※各巻によって、出演キャストは異なります。
市村鉄之助(青年期):梶 裕貴
市村鉄之助(少年期)&田村銀之助:小林由美子
土方歳三:中田譲治
沖田総司:斎賀みつき
永倉新八:山口勝平
藤堂平助:鳥海浩輔
原田左之助:乃村健次
斉藤 一:松山鷹志
市村辰之助:うえだゆうじ
山崎 烝:櫻井孝宏
近藤勇:土師孝也
阪本龍馬:藤原啟治
サラ(明裡):根谷美智子
伊東甲子太郎:平川大輔
大和屋鈴:立花慎之介 他



市村鉄之助/青年期役・梶裕貴さん(以下、梶さん):數多い作品ファンの皆様が深く愛されており、その上、錚々たる先輩方が出演されている作品ということで、途中から參加させていただく身としては、毎巻毎巻、非常に緊張しながらの収錄でした。と同時に、全六巻という長い時間をかけて関わることが出來たので、僕自身、作品やキャラクターに強い愛情がわきました。鉄之助(青年期)を演じることが出來て、本當に幸せでした。

市村鉄之助/少年期役・小林由美子さん(以下、小林さん):原作の黒乃先生、スタッフの皆様、そして何より応援して下さっている皆様への12年越しの感謝の気持ちはとてもここだけでは伝え切れません……! レポート用紙200枚程頂ければ……。収錄後、スタッフの皆様、新八っつぁん、左之と飲みに行きました。皆、ずっと『PEACE MAKER'の熱いトークをし、本當に『PEACE MAKER'が好きなんだなと改めて実感しました。

土方歳三役・中田譲治さん(以下、中田さん):9年の時を経て、再び『PEACE MAKER'のキャラ達に再會出來るとは感慨深かったですねぇ。北上篇から再開したので、先を考えドキッとしましたが、回想を軸に様々な時期の新撰組や時代を感じ、また違った視線から見つめることが出來ました。

沖田総司役・斎賀みつきさん(以下、名前斎賀さん):あっという間に最終巻、という感じがします。巻が進むにつれて加速していく展開に、切なさで胸がいっぱいになりました。

永倉新八役・山口勝平さん(以下、山口さん):TVシリーズから一緒に作り上げてきたメンバーですから、何年経っても『PEACE MAKER'魂は変わりませんね。またの再會を楽しみに、新八っつぁんともしばしのお別れです。また會いましょう。

藤堂平助役・鳥海浩輔さん(以下、鳥海さん):また彼らと出會えたよろこびと共に、ちょっぴりノスタルジックな気持ちになりました。

原田左之助役・乃村健次さん(以下、乃村さん):久しぶりに左之助を演じることが出來て楽しかったです。確かに今回見せ場みたいな所はなかったかもしれませんが、3バカのノリは全く変わっておらず、ノリノリでやらせて頂きました。

斉藤一役・松山鷹志さん(以下、松山さん):今回で最終巻と言う事ですが、終った巻はありません。もう少しすると、またみんなに會えるような気がします。そんな作品だと思っています。

近藤勇役・土師孝也さん(以下、名前土師さん):アニメのシリーズから數えると、12年が経ちました。私の中でも愛著のある近藤勇! またいつの日か、再會できることを願っています。

山崎烝役・櫻井孝宏さん(以下、櫻井さん):やっぱり悲しいですね。この辺のくだりは作品上の聞きどころですが、同時に聞きたくないところでもあります。個人的な意見ですが、死の匂いが充満していて息苦しかったです。複雑です……。

市村辰之助役・うえだゆうじさん(以下、うえださん):終わりあってこそですからね。仕方ありません。ただただ、『皆様おつかれさまでした』の言葉のみです。

大和屋鈴役・立花慎之介さん(以下、立花さん):新シリーズからこの作品に參加させていただきましたが、毎話毎話非常に濃い內容の物語でとても楽しく演じさせていただけたと思います。

──ご自身が演じられたキャラクター以外に、気になるキャラクター、特に印象に殘っているキャラクターを、理由と合わせてお願いします。

梶さん:沙夜。青年期の鉄之助とはあまり絡むシーンがなかった分、その瞬間がとても印象的です。難しいことは考えず、彼らが心の底から笑い合える日が來て欲しいなと思います。

小林さん:鉄之助(青年期)です。このCDドラマは六巻通して彼の後悔と懺悔の獨白だと思っています。彼の抉るような心の叫びが毎巻聴いてて本當に切なかったです。これもここだけではとても伝え切れません……! 2時間程お時間をいただけたら……!

中田さん:個人的には、辟易させられた伊東でしょうか。平川さんの怪演もあって鬱陶しかったです(笑)。後は、新登場のオトナ鉄之助で梶さんが加わり、新キャストとなった龍馬や、相変わらず薄倖のサラや鈴も異彩を放っていましたね。

斎賀さん:今回は何といっても、永倉さん、原田さん、藤堂さんです。理由は言わずとも皆さんわかって下さるのではないでしょうか。

山口さん:今回は大いなる別れがありましたからねぇ。殘念ながら、そこはCDドラマでは語られる事はありませんでしたが。このエピソードで改めて、平助と左之と新八の絆にグッとくるモノを感じました。

鳥海さん:皆ですよ皆! 皆すばらしかった!

乃村さん:今回に関しては、斉藤さんですかねぇ。いやぁ~あのセリフ、感動した! 「好きにならずとも良い、期待もするな、けれど君の人生は絶えず素晴らしい」泣けました。

松山さん:ないよ。斉藤一でしょ。今回は彼しかないでしょ。あー疲れた。靜かに激昂するとか難しいよホント。

土師さん:鉄之助の成長と共に、時代の移り変りがあり、大人になることの悲しさを、強く感じたことが、何度かありました。

櫻井さん:死んでいった人物たちが印象に殘っています。どんどん穢れていく感覚です。積み上げるのは大変ですが、崩すのは簡単。複雑です……。

うえださん:うーむ、これはなんとも野暮で無粋な。一役を擔うとなったら、演じている期間は他の役が気になる事は無いですねー。

立花さん:大和屋鈴は本當に獨特なキャラで演じていて全てが面白かったのですが、やはり鉄之助とのやりとりはどれも印象に殘るシーンでした。

──ドラマCDシリーズ最終巻となります、第六巻(9月30日発売)の発売を待つファンへのメッセージをお願い致します。

梶さん:ついに最終巻です。正直、辛い話が続く展開ではありますが、この作品の良さが存分に詰まっているエピソードだと思います。是非、最後まで見守ってください。よろしくお願いします。

小林さん:とうとう最終巻です……! ここまで応援して下さった皆様! 本當に大っ好きだぁー!! 一言ではとても言い表わせない程の感謝の気持ちで一杯です。哀しくもじんわりとくる六巻をお屆け出來たらと思います。原作はまだ続いております!! 何かの形でまた皆様とお會い出來たらイイな……!! これからも『PEACE MAKER 鐵』を何卒宜しくお願い致します!

中田さん:応援して下さる皆さんのおかげで、再開した『PEACE MAKER 鐵』をこうした形でお屆け出來て嬉しいです。ようやく蝦夷地まで辿り著きましたが、これからも原作の応援宜しくお願いします! そしてまたいつの日か……。

斎賀さん:シリーズ最終巻ということで、寂しいという気持ちはありますが、皆さんがたくさん聞いて下さることが何よりもありがたいので、ぜひ、手に入れて下さいね。

山口さん:一旦、區切りとなりますが、またいつか! という思いを込めて、まずは最後まで楽しんでいただけたら嬉しいですね。

鳥海さん:一言、楽しんで下さいませ!

乃村さん:いよいよ最終巻! 新撰組のみんなはどうなるのか? 気になるところですよね~? 期待して聴いてみて下さい! そこに答えはあるはず!!

松山さん:最終巻! これで最後! LAST☆CD! どれも作り手の戦略だ。心配するな。

土師さん:これで一応、最後となりますが、作品を愛して下さった皆さんに心より感謝します。そして、いつの日か、お會いできることを楽しみにしています。

櫻井さん:最終巻です。大詰めです。心して聞いて下さい。よろしくお願いします。

うえださん:CDシリーズ、遂(つい)に終(つい)を迎えます。最後までお付き合い頂き、誠に有り難う御座いました。

立花さん:物語が佳境に入り様々なキャラクターが大変な事になってます。ネタバレになるので言えませんが、えらい事になっていきます。お楽しみに~(笑)。

──ありがとうございました。