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第5回全国漫画家大会議inまんが王国・土佐 レポ
第5回全国漫画家大会議inまんが王国・土佐
会場:高知市文化プラザ かるぽーと
開催日:2019/3/2(土)
※撮影・録音禁止。言い回しや表現など、雰囲気で再現しているので、正確ではありません。

≪オープニングセレモニー≫
・県知事挨拶

・ゲスト紹介
まず漫画家の先生方を紹介し、最後に池田さん&古谷さんが登場。
挨拶は古谷さんから。
いきなりキャラ声で「殴ったね!二度もぶった!親父にもぶたれたことないのに!」を披露。その後も溌剌と挨拶を続け「漫画家大会議、一緒に楽しみましょう!」で〆。
そんな古谷さんの後に挨拶された池田さんは先程のアムロを受け「えー、アムロは、相変わらず、元気です」と一言。古谷さんのテンションとの差に笑いが出る程の穏やかな話し方。マイペースに「私も昨日はおいしいお酒をいただきまして、絶好調です」と続け更に笑いをとっていました。

・プレス用記念撮影
ステージに椅子を並べて撮影。
これは撮影が始まる前の話になりますが、立ち位置が後列だった古谷さん(&池田さん)。古谷さんは頻繁に後方のお客さんのことも見ようとしてくださっていて相変わらずのサービス精神にほっこりしました。

・餅投げ
小学生以下のお子さまは前方に出させてあげてから餅投げ。
池田さん&古谷さんは上手側で一緒に投げていました。
結構たくさん投げてくれましたが、人の熱気と勢いがすごいので怯んでしまい私は1つも取れず。
近くにいた地元の方からいただきました。ありがとうございました!


・退場
古谷さんが後ろの人の為にぴょんぴょん跳ねつつ両手でお手ふり。相変わらずのサービス精神にわくオタクたち。
池田さんもそんな古谷さんを見てお手ふりしてくれました。ほっこり。

お二人の服装やイベントの様子は古谷さんのツイッターにアップされています。




≪池田秀一&古谷徹スペシャルトークショー≫
・イベント設定
ここは「スナックはりまや橋」。
店の入口はなぜか漫画・アニメの世界と繋がっていて、夜な夜な有名人が訪れるという。
さて今夜はどんなお客様がいらっしゃるのでしょうか。
──という設定をママ兼進行役の佐々木さんのアナウンスにより説明。
ややついてこれていない客席をいじりつつ、早速ゲストを呼び込み。

・古谷さん登場
名探偵コナンメインテーマ(ゼロの執行人ver.)が流れる中登場。
古谷「僕には、命をかけて守らなければならない酒がある!」
土佐の酒を守らなければならないんです、と古谷さん。
佐々木「ありがとうございます!土佐を愛して下さっています古谷徹さんです!」
古谷「ありがとうございますよろしくお願いしま~す」

満員の客席を見て喜ぶ古谷さん。
ファンからの声掛けにもにこにこ対応。
古谷「ありがとね~!みんな僕の恋人だね♡」
登場数分でファンサがすごい。

お酒も飲めるイベントということでまずはオーダー。
昨日池田さんと飲んでいたので(美丈夫(スパークリング)・亀泉を古谷さん、久礼を池田さんが飲んだとのこと)まだ飲んでいない『瀧嵐』をチョイス。
※池田さん&古谷さんの飲んだお酒については古谷さんのツイート参照

・高知トーク
古谷さんの高知トーク。
高知にきたのは幻魔大戦のキャンペーンで全国まわったとき、5年前のまんが甲子園・まんさい、2年前の50周年イベ(無料サイン会)以来とのこと。
ひろめ市場はだいたいいつも行っていて、塩で鰹をいただいたりしている(今回は行けなかった)。
佐々木「(ひろめ市場に古谷さんがいて)パニックになったりしません?」
古谷「全然?ただの酔っぱらいのおやじですからね(笑)」

・乾杯
昨日のお酒と比べてどうか佐々木さんに聞かれ、昨日のお酒について語り出す古谷さん。
亀泉は古谷さんが今まで飲んだ日本酒で一番甘かったとのこと。日本酒度が-15くらい。一方池田さんの飲んだ久礼は日本酒度が+10で一番辛口。
でも、お互い交換して飲んだら意外と飲みやすくて、おかわりは久礼にかえたそうです。

・お仕事の話(安室透の話)
佐々木「安室透という人気キャラクターについて伺っていきたいと思います」
古谷「(客席に向かって)安室の女だって人います?」
たくさんあがる手。
続けてアムロ・レイの女だって人は?ヤムチャの女は?タキシード仮面の女は?星飛雄馬の女は?と聞いていく古谷さんに会場から笑いが起きてました。

・コミック登場時からCV古谷徹は決まっていたのか?
古谷さん曰く、青山先生は基本的にはアニメ化されたときの声優の声は特に意識してない。でも、赤井秀一を池田さんがやっていて、青山先生はとにかくガンダムファンなので……名前からしてアムロと古谷さんを意識してくれているし、RX-7のナンバープレートも古谷さんの誕生日なので、最初からほぼ決めていたって感じだと思っているとのこと。

・トリプルフェイスの演じ分けについて
構図はシンプルで「公安警察の捜査官である降谷零」が「安室透」「バーボン」を演じている。それを意識して演じ分けている。
姿が見えなくても声だけでトリプルフェイスの内のどれかわかるようにしたいと思っている。
降谷:一番シャープ。低い声。大人の男として演じている。
安室:爽やかな青年探偵。優しくて、どっちかというと高い声を使う。
バーボン:得体がしれない、ミステリアスな部分を出したいので幅広い声のトーンを使い分けようと思っている。

・古谷さんがどのようにして声優になったのか
5才の頃から児童劇団に入ってまして……と来歴を語ってくれました。
巨人の星で飛雄馬節が染み付いてしまって、他のキャラを演じてるのに出て来てしまったりして、このままじゃプロの声優としてはやっていけない、脱皮したいというときに出会ったのがガンダムのアムロ・レイ。
熱血ヒーローじゃなくて戦いたくない主人公。普通の少年。「ハロ今日も元気だね」ってぼそっと言うみたいな。
飛雄馬とは両極端なキャラ。そういうキャラを演じきれたらプロとしてやっていけるんじゃないかという思いをかけて臨んだ。

・池田さん登場
突然流れ出す「BEYOND THE TIME-メビウスの宇宙を越えて-」。
古谷「この曲は……もしかして、シャアの曲じゃないか?奴だ!奴が来たんだ!」
池田「アムロ?アムロ・レイか!」
掛け合いが終わり、池田さんをお出迎えするときに『平和より自由より正しさより君だけが望むすべてだから』のところが流れてめちゃくちゃ笑いました。タイミングが良すぎる。

池田「あ、どうもしばらくです」
古谷「さっき一緒に餅投げたじゃないですか!」

池田さんにもまずは飲み物をオーダーするよう促す佐々木さん。
池田「(古谷さんと)同じものを」
古谷「なかなか辛口でうまいっすよ」
池田「そうですか、それはそれは」

昨日一緒に飲んだ二人。
佐々木「池田さんは飲むのが3倍速いんですか?」
古谷「3倍酔うのがはやいです」

出演者の自分たちだけお酒を飲んでいていいのか心配になる古谷さん。
佐々木「高知はお酒でおもてなしするまちですから」
客席「いっぱい飲んでー」
池田「ありがとうございます」
古谷「あんまりすすめないで下さい!とめどなくなりますから」

・池田さんの高知トーク
30年前くらいに舞台をやりに来たことがある……けどお酒を飲んだ思い出しかない池田さん。
古谷「芝居のことすっかり忘れちゃってますね!?」

・池田さんがどのようにして声優になったのか
声の仕事は、最初は洋画のアテレコ。「ルーツ」という作品がきっかけで何本かやるように。
ガンダムの音響監督と出会い、その方もお酒が好きで、飲んでるうちに「アニメはやりませんか」と。アニメは難しそうだからと逃げていたけど、何度も飲んでいる内に酔っぱらってめんどくさくなっちゃって「じゃあやらせてください」となった。
古谷「よくありますよね、飲んでて気持ちがいいときマネージャーから嫌な仕事ふられてもうっかりいいよって言っちゃう」
声優さんあるあるだそうです(笑)

・昔は飲まなかった古谷さん
池田「昔は飲まなかったね」
古谷「飲めなかった。鈴置さんと池田秀一さんがガンダム終わった後歌舞伎町に仲良く消えて行くのを僕は見送っていました」
池田「馬鹿にしてたんですよ。お酒飲んで友好深めるのがあまり好きじゃなかったみたいで」
古谷「そうですね、別にお酒じゃなくたって、ジュースだって本音で話せるだろ、みたいな。尖ってました」

・ガンダムのオーデについて
ガンダムの前に別のシリーズに出て、あまりに難しいので懲りた。アニメは出来ないと思った。
でもガンダムのオーディションに誘われたとき、飲めるの?と聞いたら「終わったら飲もうよ」と言うので飲めるならとオーデに行った。
古谷「酒目当てか!(笑)」

・キャラクターを演じるときに大切にしていること
池田「変な言い方ですけど、何もやらないことですかね。古谷さんとか、うまい人たちがばんばんやってくれますから」
古谷「何も出ませんよ!」
うまい人たちがやってくれるとそれを受けてやればいいから「割と簡単ですよ」とのこと。
周りが下手だと自分がやらなきゃいけなくなるからやんなきゃいけなくなるので難しいそうです。
古谷「例えば誰ですか?」
池田「いやいや(笑)」

・俳優、洋画吹替、アニメアフレコ等でモードの切り替えはあるか?
あまり変わらない。
池田「シャアをやるときはシャアが出てきますから。別に変えようって気はないけどキャラクターと対すると自然になりますね」

池田「こないだ青山先生のなんかのお祝いで……」
古谷「なんかのお祝い?(笑)」
池田「なんだかわかんない…いっぱい本が売れたとか……」
古谷「ああ、ありましたね!」
高橋留美子先生、青山剛昌先生2億冊記念パーティーの話。
青山先生にシャアザクをプレゼントしたいから、そこに声を入れてほしいと言われコナンのディレクターの前でシャアをやったところ「池田さんて赤井秀一とシャアと違うんですね」と言われたとのこと。
古谷「失礼だなそれ(笑)」
池田「あ、でも違うんだ、ってそのとき改めて思った」

古谷さん曰く、そのときプレゼントしたザクは青山先生のご自宅に飾ってあるとのこと。
佐々木「古谷さんはご出席されたんですか?」
古谷「僕は出席しました。池田さんはいらしてなかったですよね?」
池田「呼ばれてない」
古谷「いや呼ばれてないわけない!どっかで飲んでたんでしょ(笑)」

・池田さんと古谷さんの出会いはガンダム
他の共演者(ベテランさん)が池田さんのことを愛称『しゅうちゃん』で呼ぶので、つい古谷さんも「しゅうちゃん」と呼んでしまったところ「君にしゅうちゃんと呼ばれる筋合いはない」とシャアの声ではっきり言われたというエピソードを披露。
それからずっと池田さんと呼んでいる。
仲良くなってからは本人は「そんなこと言ったっけ?」と言っているとのこと。

・演技について打ち合わせ等はしたか?
なかった。
あの頃は席が連邦軍とジオン軍でわかれていたから古谷さんと池田さんは離れていたとのこと。

・オリジンと1stの違いについて
最初佐々木さんが1st=オリジンのような(リメイクだと思ってたのかな?)話しぶりだったのですが、オリジンは安彦さんの世界だから1st(冨野監督の作ったもの)とは違いますよね、と池田さんはハッキリ。それまで良い意味で適当というか、言われたことは肯定して話をすすめることが多かったので印象的でした。
佐々木「監督によって演じ方、受け止め方、指導のし方が違うんですか?」
池田「指導というか……世界観がちがいますから。でもまぁ、富野さんも安彦さんも我々(池田さん&古谷さん)にはもう諦めて言いません」
古谷「諦めてるんですか!?お任せしてくださってる感じですね」
佐々木「信頼されてるから」
古谷「言われても言うこと聞かないしね!」

・ガンダム40周年プロジェクトについて
今後の予定。
ユニクロとのコラボでTシャツが出る関係で店頭用ナレーションを2人でやったそうです。
これからイベント等増えてくると思う、とのこと。

・赤井&シャア、安室&アムロと共通点はあるか?
池田「僕は実は赤井秀一という役を頂いたとき青山先生がガンダムファンだって知らなかった(5、6年前に一緒に飲んだりする機会があってそこで知った)。何も知らなかった。でも役名が「赤井秀一」だからなんか変だなとは思っていた」
古谷「変だなって!気付きましょうよ(笑)」

アムロとシャア、安室と赤井はやっぱり似てると思う古谷さん。
古谷「正反対なキャラクターになってると思いますね。やっぱり大人じゃないですか、池田さんが演じる方が」
古谷「安室透は結構クールで、大人なキャラに見えますけど、根に持ってる情熱は熱いんですよ。結構感情むき出しになったりするんですよ。そういうところもアムロに近いと思います」

・キャラクターに近いところはあるか?(池田さんとシャア・赤井)
池田「それは……シャアに対して、赤井に対して、失礼ですよ。こんな奴じゃないですから」
会場から笑いが。
佐々木「あっ。……お酒好きかもしれないですね?」
池田「お酒は嗜むと思いますが、綺麗な飲み方をお二人ともされると思いますよ」
池田さんと違って「どうやって帰ってきたんだろう」ということはないだろう、とのこと。
佐々木「記憶なくされるんですね?」
池田「まぁ、覚えてるうちは帰らない、みたいな(笑)」

・キャラクターに近いところはあるか?(古谷さんとアムロ・安室)
古谷「クールで、かっこよくて、優しくて、スキルがいっぱいあって色んなことが出来るっていう……僕そのものじゃないですか」
良い声で言い切った古谷さんに会場から拍手が。
佐々木「愚問でした、そのまま生き写しでした」
古谷「わかってくれればいいんです」

・生アフレココーナー
登場時にシャアとアムロの掛け合いを聞けたので、今度は赤井さんと安室さんを聞いてみたくないですか?と佐々木さん。
古谷「じゃあ群青の拳(※正しくは紺青の拳)から2人の掛け合いを……なんてね!ウソだよ!今年の映画には出ないよ」
池田「……これからやる映画の話?」
古谷「そうです。知らないの!?」

今年の映画もヒットするよう、何度も劇場に足を運んでくださいね、と呼びかける古谷さん。
古谷「そうするとね、いずれ僕らメインの映画のときにね」
池田「そうですね」
古谷「お互い100億の男になれますから」

生アフレコしてくれるシーンは『純黒の悪夢』より、観覧車での赤井vs安室。
スタッフに準備をお願いすると運ばれてくるマイク&赤井・安室のパネル(笑)
赤井さんの隣に池田さん、安室くんの隣に古谷さんが立ってアフレコしてくれることに。

アフレコは赤井さんの「わざわざこんな所までおしゃべりに来たのかな?」から安室くんの「貴様を制圧した後でな!」まで、殴り合いのときの声まで含めてやってくださいました。
始まった瞬間、それまでのゆるっとした感じから雰囲気が一変し、その切り替えに感動しました。
お二人の声の圧もすごく、終わったときは拍手が鳴りやみませんでした。すごいものを見た。

そしてアフレコが終わったところで、やっとお酒を飲む池田さん。
古谷「それまであえて飲まなかったんだ!なるほど。さすがですね、大事な仕事のときはずっと禁酒されてますよね、こんな酒豪なのに(禁煙って言っていたかも?)」
池田「いやぁ…………おいしくなった」
古谷「おいしくなった(笑)」

観覧車の上で戦ってる2人について。
古谷「風も強いし…そこでジャンプしたりして……ばかじゃないですかね!危ないっての!」
佐々木「それが出来ちゃう2人がかっこいいんですよ」
客席「かっこいー!」
池田&古谷「「ありがとう」」

・プレゼントコーナー
抽選で10名にサイン色紙(池田さん、古谷さん、シャア、アムロ、赤井、アムロの名前入り)をプレゼント。
お二人がくじを引いて、読み上げられた座席番号の人が当選、というやり方でした。
「アムロ、ひきまーす!」と盛り上げる古谷さんと、古谷さんが当選者の人に声を掛けている間に無言でくじを引いてしまう池田さんが対照的でかわいかったです。

ここで池田さんが座席番号を引いて下さり、私も色紙を頂けました…!
https://twitter.com/hara_HP/status/1101747256149983232
ガンダムもコナンも池田さんも古谷さんも大好きなので本当にうれしかったです。
大事にします。

・お客さんからの質問・リクエストコーナー
質問:1stとかZとか逆シャアとか、アムロとシャアの年齢が違うけど演じ分けとか、年齢によって意識していることはあるか?
古谷:アムロの場合は最初は15歳なので、まだ世の中のことわかってない感じ、すごくピュアでストレートな感じ。少年らしさを意識。Zのときは1年戦争で悲しい出来事を体験して、ニュータイプであるがゆえに幽閉されて、戦う気が全くなかった。色々体験しただろう、ということで多少大人のニュアンス。最終的には怖さを知った男として演じた。逆シャアは29歳で、部下がいる存在、彼女もいる。大人の男として、自分の意思を貫き通すという、強い信念を持ってシャアと戦う、ということを意識。
池田:基本的に変わらない。変えられないというか。段々シャアが年齢が上がって自分の年齢に近づいてきたからやりやすかった。絵も変わってくからそれに乗っていけばいい。

古谷「どのときのシャアが一番好きですか?」
池田「1stがやっぱり好きですよね……安彦さんの絵が好きなのかな」
古谷「じゃあオリジン?」
池田「オリジンはね、懐かしかったですよね」
現場には戻らないと言っていた安彦さんが関わってくれたことに触れる池田さん。「やっぱり素敵な絵ですよね」というコメントも。
古谷「あのまま続きをやりたいものですけどね」
池田「ほんとにね、そうですよね」
ここで4月NHKで放送することを告知。

リクエスト:愛しい愛しいコイビトさん
台詞を覚えていない池田さん(笑)
「愛しい愛しいコイビトさん」と言ってくださいましたが完全に『恋人』に言っているニュアンスでどきどきしました。夢台詞みたいになってた。怪我の功名。

リクエスト:僕の恋人は~
古谷「僕の恋人はこの国さ!」
池田「それはこないだの映画ですか?」
古谷「そうですよ!(笑)赤井さん出てなかったゼロの執行人」
池田「初めて聞く台詞」
古谷「この台詞で安室の女になった方がたくさんいらっしゃって」
池田「それはそれは」
安室くんの決め台詞直後に会場の空気持ってく池田さん強い。

リクエスト:ゼロの日常1話ラストの台詞(を池田さんに言ってほしい)
池田「赤井に言う台詞なの?」
古谷「赤井のことを言う台詞なんですよ」
『ゼロの日常』について池田さんに説明する古谷さん。
池田さんに向かって「お前のことが忘れられたら」

質問:ライバル同士の役をいくつか演じているが、池田さんと古谷さん自身がお互いを好敵手だと思うところ、逆に同志だなと思うところは?
古谷:少年から青年役に移行してきたけどそれでもホットなキャラを演じることが多い。池田さんはクールなキャラ。そこはやっぱり辿り着けない。出来ればクールで、オーデで競い合うようなのにチャレンジはしたい。今のところは負けてますが。同好の士という部分は日本酒。

池田「ガンダムに関して言うと、1stは、1年戦争は間違いなくアムロの物語。アムロの成長物語」
古谷「みんな覚えておいてね!」
池田「富野さん流の色んなエピソードが盛り込んであるけど中心にあるのはアムロの物語であって。だから最終回が大好きですね、1stは」
最終回を見て「これはシャアの話じゃなかったんだ…」と思った池田さん。
そんな池田さんの思う古谷さんとライバルなところは「ゴルフ」。最近は負けることもあり侮れないそうです。

リクエスト(オリジナル):毎日お疲れ様、ありがとう。
古谷「みんな、毎日お疲れ様、ありがとう」
池田「毎日お疲れ様、ありがとう」
勝手にキャラを重ねて申し訳ないのですが、「みんな」に言ってくれる、みんなを労ってくれる安室くんとたった1人に対して言ってる感じの赤井さん、って感じでめちゃくちゃ解釈が合ってすごく萌えました。素敵なリクエストありがとうございました…!

リクエスト:了解
池田「あれはね、楽させていただいて(笑)」
古谷「置鮎くんがずーっと喋ってて」
池田「最後だけ赤井の台詞になってね」
古谷「そういうのギャラ泥棒って言うんですよ」

ギャラ泥棒といえばで昔のコナンの話。
赤井が煙草を吸うシーンがあり、煙草を吸って、息を吐く、それだけの回があったとのこと。
古谷「うそ!?息一つだけ!?そんなの誰かかわりにやれよ!」
台詞何もないから、音響ディレクターから「池田さんってわかるような息の吹き方」を求められたそうです。
佐々木「ちなみに今その「ふー」は?」
難しいんですよと嫌がる池田さんを会場が拍手で後押し。
生で「ふー」とやってくれました。

と、一度脱線してから改めて。
池田「謹んでやらしていただきます。……了解」

・声優、漫画家を目指す人へのメッセージ
池田:目指すとしたらご苦労さまです。最近の声優さんは歌ったり踊ったり大変だなって思う。本当に頑張って下さい。いつの日か僕と一緒に仕事出来るようになればいいなぁって思いますんで、僕もなんとか長生きしようと思ってます。
古谷:僕はみんなに漫画家を目指してもらいたい。マンガ王国ですしね。大ヒットしてアニメ化するような漫画を描いていただいて、かっこいい主人公の声優を僕に指名してほしいと思ってます(笑)がんばってください。
佐々木「是非お二方を模したようなキャラクターを!」

・最後に
今後高知で行われるイベントについて説明。
お酒を飲むだけでなくイベントにも来てほしいと佐々木さん。
佐々木「高知のイベントにもまたお二方、来ていただけますか?」
池田「……了解」
古谷「もちろんですよ!」

トークショー終了。
最初から最後まで大盛り上がりのイベントでした!
ありがとうございました!ご飯もおいしくて楽しい遠征でした。



[ 2019/03/03 11:57 ] 名探偵コナン | TB(-) | CM(0