1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 | 3923 紀朝臣清人應詔歌一首 【承前,五首第二。】 天下 須泥爾於保比氐 布流雪乃 比加里乎見禮婆 多敷刀久母安流香 天下(あめのした) 既(すで)に覆(おほ)ひて 降雪(ふるゆき)の 光(ひかり)りを見(み)れば 貴(たふと)くもあるか 天下六合間 皆為所覆披皇澤 飄零降雪之 恩光舉目見之者 盛世不絕可貴哉 紀清人 3923 3924 紀朝臣男梶應詔歌一首 【承前,五首第三。】 山乃可比 曾許登母見延受 乎登都日毛 昨日毛今日毛 由吉能布禮禮婆 山峽(やまのかひ) 其所(そこ)とも見(み)えず 一昨日(をとつひ)も 昨日(きのふ)も今日(けふ)も 雪降(ゆきのふ)れれば 駐足山峽間 不知身居在何處 早自前日起 昨日今日零不斷 降雪紛紛覆所以 紀男梶 3924 3925 葛井連諸會應詔歌一首 【承前,五首第四。】 新 年乃婆自米爾 豐乃登之 思流須登奈良思 雪能敷禮流波 新(あらた)しき 年初(としのはじめ)に 豐稔(とよのとし) 徵(しる)すと呈(な)らし 雪降(ゆきのふ)れるは 一元復始兮 萬象更新年之初 此歲當豐稔 吉祥徵兆呈瑞哉 如斯雪降盈尺者 葛井諸會 3925 |
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