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私もこのような話が見たいです、双子....
せつ→ ←もろ ←とわ


「せつな、実はずっと聞きたかったことがあるんだけど…」 「なに？」

せつなはとわに顔を向けた。もうしばらく寝ていたはずなのに、まだ寝ていないのか。普段はもろはと同じように、横になるとすぐに眠ってしまうのに。

「その…」とわは少し身を起こして、せつなの左側でもろはが寝ているのを確認する。うん、寝ているようだ。 再び横になり、布団を引っ張りながらせつなのそばにじりじりと近づき、耳元で尋ねた。

「そのさ…もろはのこと、好きなんでしょ？」

……せつなは言葉を失い、自分の姉が何を言いたいのか分からず、呆れたように白い目でとわを見て、次の言葉を待った。

「つまりさ…もろはの胸を触ったときって、どんな感じなの？」とわは次第に声を小さくしながら話し続けた。自分でもこの質問が変だと感じているが、止まらない。 「だって、何度もあなたが触ってるところを見ちゃったし…あ、別に盗み見してたわけじゃないんだから！」

…？！ せつなは混乱した。とわが起きていることは薄々感じていたが、まさかこんな質問をされるとは思わなかった。この質問の裏にある意図は何だろう？
「…触れば分かるよ…」せつなは思った。正直、感触やその時のもろはの反応を言葉で説明するのは奇妙だ。これは自分だけが知っている特別な光景であり、どう共有すればいいのか…

せつなは頭を向け、とわと目を合わせた。彼女の表情には、何か達しようとする欲望と期待が見え隠れしていた。 「みんなで一緒にお風呂に入った時に見たでしょう？何がしたいの？」せつなは問いかけた。
自分の姉ではあるが、異なる時代に育った彼女のどこに共通点があるのかは分からない。それでも、今この瞬間、彼女に対して何とも言えない奇妙な感情が湧き上がってきた。

とわはせつなの目を見つめ、口を少し開けて何かを言いかけてはやめているようだった。 「もし…もし、私がいつかあなたの真似をしてもろはを襲ったら、許してくれる？」とわは真剣にせつなを見つめてそう言った。

バッ！
せつなは布団をパッと引き上げ、とわをすっぽりと包み込み、布団の四隅を両手と体で押さえ込んだ。
「冗談でしょ？」せつなは、布団の下で全くもがかないとわを見て、少し緊張した。日暮とわは普段、無邪気で温厚な女の子のように見えるが、最近何かが違うと感じていた。
それにしても、ここまで冷静な彼女を見て、本気でそう思っているのだろうか…。

「…もし襲ったとしても、もろはは気づかないでしょ？」布団の中からとわの声が漏れ聞こえ、異常に冷静だった。
「優しくするよ、絶対に起きないようにするから」
「もしバレても…もろはは夢の中でせつなだと思うかもしれないし？」とわはそう言うと、力を込めて布団を跳ね返し、せつなの押さえを振り払った。

せつなは愕然とした。自分の姉がそんなことを言うなんて思いもしなかったし、バレたときに自分に責任を押しつけることまで考えていたとは…彼女はこんなに計算高い人間だったのか？
「もろはは私のものだ」せつなは布団を放り投げ、後ろでまだ眠っているもろはを守るように構え、少し険しい表情を浮かべた。

「今はそうかもしれないけど、私は彼女に好きになってもらう自信があるよ」
ベッドに腰掛けたままとわはせつなを見つめながら、手で自分の髪をそっと触れた。
「朔の日には、私の髪も黒くなるし」 とわは言って、立ち上がってせつなに近づいた。
「何度も観察したけど、もろはは黒髪に特別な嗜好があるんだよ。朔の日の夜に襲って、彼女が人違いをした罪悪感を利用して、たくさん悪いことができると思わない？せつな？」 ….
「それに、私たちは双子だから、問題ないんじゃない？」とわは普段通りの自然な表情を見せ、まるで自分が言ったことが何でもないかのようだった。

「ダメだ！」せつなは叫んだ。これが初めてのことだ、姉に対して「おかしい！」と思ったのは。

二人が膠着状態に陥っていたとき、もろはが突然声を上げた。 「何してんの…寝ないの？」

「あなたは寝てて、動かないで！」せつなは言い、とわを無視して、布団と枕を手繰り寄せて、何事もなかったかのように振る舞い、もろはに一瞥をくれてから再び寝る準備をした。 姉妹はお互いに無言のまま見つめ合い、とわが背中を向けるまで、せつなは気が抜けなかった。
しかし、よく考えてみると、一番危険な人物は隣にいるのでは？自分が熟睡してしまったら、もろはが襲われるかもしれない…。せつなはどんどん不安になり、とわの背中をじっと見つめること十数分…。

翌朝、太陽の光が障子越しに差し込み、空気がきらめいていた。もろはは目を開けて、大きく伸びをした。 「ふぁ〜あ！」

？せつなが私の布団の中に寝てる？？？