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蝕む恋

翌日、約束通りに会ったか?て全裸のまま二人は互に抱き合ひ全身あらゆる部分に接触させた心?く内なり心地よさは何んと譬へ(たとえ)よう。
義一はるり子に対して始めて恋を知った、これまで何十人の女性に接して来たがそれは只肉体の快感を貪るのみであった。愛すればこそ苦しめたい変態的の情慾にかけられて彼は嘗て(かつて)教室で見たあの軀(からだ)の成熟した女生徒をるり子の眼の前で凌辱して見せてやろうと思った。

「るり子さん、君の受持の生徒って一番軀の大きい可愛い子が居るね、色の白い丸顔の……」
「ああ、あの子は岩井節子よ。それがどうしたの」
「明日彼の娘を連れておいでよ」
「岩井をどうして」
「僕、あの子と一ぺんやって見たいんだ」
「えっ!」るり子は?んど我耳を疑はん許り(ばかり)、彼の顔をまじまじ見つめるのであった。るり子は別れ際まで繰り返し思ひ止めてくれと頼んで見たが、義一は頑として承知しなかった

節子を誘い出す目的で家を出たるり子はまちで夢遊病者のやうに何もはっきり意識してゐないものの?であった、義一が泣き叫ぶ節子をねぢ廻して、またたくに彼女の処女を奪ったものを見た、思わず走りよって彼女を救すうとした立?覚えがある。それがまるで夢の出来るにぼんやりとしてゐるのだ。ふと頭がはっきりして来たと思ったら、何かは泣きぬれて俯伏してゐた、頭をあげて見ると、今や義一は快感の絶頂に達せんとしてゐるらしく、息を弾ませたら盛んに腰を使ってゐた太い肉の棒が節子のやさな陰部に出たり入たりして節子のあの陰部には赤児の腕ほどもある逞しい青筋ばった逸物を一っぱい??はえてむっくり膨れ上がってゐる。
今にも裂けはしないかと思われる?であった。それをまざまざと見せられたるり子は淫らな情慾が段々に?え上って来た、我ながらどうしてこんな浅間しい心が起るのかと、恥しさに顔をそむけても、なやましい性の衝動は抑へても湧き上って来るのだった。横着な義一は節子の処女を一瞬の間に蹂躙してしまった。義一が逸物-

(第二頁)

-を抜いた時、逸物には鮮やかな血がついてゐた、節子が処女膜を破られた時に出た血であらう。彼は泣き伏してゐる節子には目もくれず--彼女泣き伏してゐる節子には--
るり子の手を仮って引きよせた。るり子はあまりのことに呆れて「?方、妾をここでどうするの、節子の前で妻まで辱めて見せるといふの……それだけは許して下さい。妻 生徒の見てゐる前でそんなことをされて、どうして2度と教壇へ立てますか。ね、節子が帰ってからだったら、どんな奥?でもききます、どんな目にも逢はしていいわ。ね、それだけは勘弁して頂戴」と彼の耳に囁いた。

義一は微笑??ら:「るり子、物は考へ方で何ことにもなる。そんな気にしないでもいいよ。節子ちゃんに見せてやるんだ、僕の目的はそこにあるんだ」と言ってもがく。るり子を押しふせ凌てがへた。るり子は節子のことが気にかかって、容易にいつものような快感を覚えて来なかった。けれども遂に義一の逸物の味に酔わされて来た。彼女の心は幾ら慎まうとしても、彼女の陰部は意志に叛して益々快感を据へて来たのだ。やがて彼女に気をやらされてしまった。沢山に淫液が溢れ出て、陰唇のまわりから太股の方までベタベタにぬらしてしまった。

義一はわざと節子にそれを見ろと言った、るり子は言われぬ恥かしさに赤くなって見られまいと着物を掩ふ?を押へられ、再び節子を呼んだ、節子は陰部の痛味に動くのも辛かったが、怖る怖る近よって来た、義一は:「べたべたした液はるり子さんの気持ちよくなって出したものだ。お前も今にそう言ふ汁を出して気持ちよかる?になるんだ」などと云ってからまた一?きり思ふままに裸のるり子に乗りかかって姦してやっと放した。るり子は義一の??な性慾のために、思ふ?に?められた。然し(しかし)彼女はどうしても義一を恨むことも出来なかった。それどころか彼女の心は益々妖しく義一に引きつけられて行くのをどうすること出来なかった。其の后時々るり子の前で節子を姦し、或ひは節子の前でるり子を姦して楽しんだ

(結束)

両手に饅頭

博多市の?町に小じんまりに大??には羨ましい女学校を出た???静子の独身生活で気遣って内職して居た。家にはお愛と言ふ十五になる可愛い顔の娘手傳ひがてら裁縫を教へて貰ふ?で来て居る。何時しかお愛と二人で秘蔵の淫具で互ひに楽しんで居た、それなる淫具は両頭の逸物模型でゴム造りで同時に二人の女を楽しめる道具でありました。

静子は今?々?で友の照子から来た?紙を読んでゐる。それには結婚早々の??の??をその?くに?めてゐた。読み終へた静子は真赤な顔で、知らずに二本の指で腰巻の下の陰部を奥深く突込んでゐる、身がぞくぞくして何もこらへられぬのでお愛を相手に呼んで来る時に、丁度がらりと?子が開いた「お免なさい」と訪れた客は照子の夫である中村でした。

「照子はお宅へ参って居りませんか」と助三が言ふと
「まあ、中村さん。照子さんは見えませんが、其の内に来るかも知れませんわ。まあ一寸お上り遊ばせな」と愛想良かった。男は一寸ためらう様に「それなら甘へてお邪魔しませう」と静子の后について奥へ通った。やがて茶菓子?れから酒肴?物が出た、時は経ったが照子は果して来なかった、只それを静子の家へ来る手段に利用したのみ。酒で互ひに酔ひが来て、?めはふざけて手を握り合ひ、ダンスを教へるとて静子の腰に廻して????と抱き、唇を接すると静子もちゅうちゅうを吸った。

助三はしまひに思って、静子腰巻の前をかき分けると、静子は股をゆるめて男のなすままに任せてやった。????なくがらりと音をして、お愛が銭湯から帰へて来た、?から春雨が降って来たので静子は決心した。お愛にお客が酔った故、冷るから奥の間に床をのべさせ、自分はその隣室にねた、お愛は?別の室へ行って休んだ

夜も?まりし???のかちかち音??た大地は静かであった、裸の静子と助三は夢中になって互ひに腰を動かしてゐた、ふいに静子は「ふう」と?呼して気をやった。暫く手足が?ったらゆるんで?ふ、その時不意に助三が手を伸して襖をがらりと開けると、外に?見してゐたお-

(第二頁,感覺最後有字被切掉大家將就著看XD)

-愛が仰天した、「あれ」と叫んで逃げる暇もなく助三の手にずるずると引き込れて静子の居る上にこけかかった、静子がちゅうちゅうとお愛をキッスし、助三はいち早く寝巻の?ふ??なかなお愛の乳房をいぢっては唇で吸った。静子は「助三さん、早くこれを入れやって下さいな」とちり紙を破って男の陰茎の根本を?って、お愛を傍に寝かしてその小?陰部にあてがひ、助三は上に乗りかかるや少しつづ腰??子と思ったよりも苦にならず半分?りずぶずぶと這入ったので痛みは??かと一寸ためらったが、そんな丸?も見えぬまで、其のずっと根本まで差し込んだ。

微かに痛みを感じたでせうか、お愛は夢中でした。顔を赤くって、力限り男を抱きしめ、尻をも高く持ち上りで2時間ばかりも?え?となり、傍観してゐる静子さへ其の??には流石に次の順を待ち?れて自分でも淫具に??り??してゐた。見れば男は雪のやうな全裸のお愛の上に伏して?手は首筋を繞き、お愛と甘い長接吻を?けゐながらも手は乳房をいぢって、??にお愛を楽しんで?い眼??時だけ腰を??してゐる?は、何と言へよう

三人とも???並んで寝たのは夜??映だった。そして其の??も雨であったので外に咎める者も居らぬ気楽しさに、皆起きたのは十一時で、三人仲良く食事をした、助三の膳には生卵が十個まで乗せてあった、そしてねる前に食た??と穴子?りで、?二人にも一度??られ、そして何時でも三人仲良く?ふ?を誓った、さやうならを言ふ時までも二人の女?の胸をおかして、白い乳房に両手にて各々の一つを弄んだったに静子?にお愛の美しい乳房も助三は両手に饅頭のやうにおひしく思ったであろう

(結束)