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《祭終い》
《祭典尾聲》
music : 有部遼


祭りが終わるね
祭典要結束了呢
夜道を歩きながら
一邊在夜晚的道路走著
楽しかったよ本当に
真的很快樂呦
僕らここまでだね
我們就到這裡了呢


始まりは僕の夢物語だった
起點是我的夢想故事
そのために集まった僕ら
為了它齊聚的我們
白黒の文字に色がついていった
將黑白的文字添上顏色
それが何より嬉しかった
那比什麼都來得令人開心

旅の仲間は増えて
隨著旅途的夥伴增加
随分賑やかな旅路だったね
旅程比想像中來得熱鬧呢
君たちじゃなきゃダメだったって言えるよ
可以說是非你們莫屬呦

祭りの帰り道に
在祭典的歸途上
ふと振り返ってみて
忽然憶起從前
気づけば遠くまできたもんだ
注意到的話一路走來已是那麼遠
あっという間の一か月だった
已是彷若轉瞬的一個月

祭りの帰り道に
在祭典的歸途上
花火が背を照らして
煙花照亮了背影
終わりなんだって気付いた
注意到原來結束了
なんだか泣きたくなった
為什麼會莫名地想哭呢


始まりは僕の足も覚束なかった
起初我的步伐有些沒有把握
その手を取ってくれた君
牽起這隻手的你
頼ってばかりだった前とは違うんだ
和總是只依靠著的過去不同
君の隣を歩きたかった
想並行在你的身旁

僕も少し強くなって
我也稍稍變得堅強
いつでもお互い支えあってきたね
無論何時都相互扶持著呢
一人ならきっと挫けてたと思うから
「如果只有一個人一定會變得消沉的」這麼想著

祭りの帰り道に
在祭典的歸途上
ふとフラッシュバックした
忽然一閃從前的種種
君と駆け抜けてきた日々のこと
與你一同全力以赴那些日子的事
転んだって立って走ったこと
就算跌倒也能再度站起前行的事

祭りの帰り道に
在祭典的歸途上
花火が耳震わせて
煙花震耳欲聾
「よーいどんだ」って叫んだ
喊出「預備──開始」
たまらず走り出していた
忍不住跑了起來


終わっていく祭りの縁に座って
在迎來尾聲的祭典外圍坐下
二人言葉を交わした
兩人交換話語
作り上げたものが取り壊されていく
打造完成的事物被破壞殆盡

「綺麗だね」
「真美呢」
「そうだね、綺麗だ」
「是啊,很美」


祭りの帰り道に
在祭典的歸途上
夜道を歩きながら
一邊在夜晚的道路走著

祭りの帰り道に
在祭典的歸途上
ふと振り返ってみて
忽然憶起從前
血も汗も笑顔も涙さえも
血也汗也笑容也甚至眼淚也
全てが思い出に変わっていく
全部都將化作回憶

祭りの帰り道に
在祭典的歸途上
二度と戻らないこの夜に
無法重溫的這個夜晚中
僕ら花火を背に歩いた
我們背著煙花步著
それだけでこんなに幸せなんだ
僅僅這樣就是如此幸福啊

祭りが終わっていく
祭典迎來尾聲


中譯/桜庭アリナ
校稿/篝火