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2022/5/26 月刊あんさんぶるスタジオ!!5月号

夢のアンサンブル 生アフレココーナー!!
「五月病」 by ぽかぽかあすれちっく さん

薫「ふう、今日もお仕事頑張ったなぁ♪ あれ?あそこにいるのは晃牙くんと鬼龍くん……?」
晃牙「来いよ、鬼龍先輩!俺様を思いきり殴ってくれ〜!」
紅郎「おいおい、大神……落ち着けって……」
晃牙「うおお!つべこべ言わずにさっさと殴りやがれ!!」
薫「ええ!?ちょっとちょっと!?どしたの?喧嘩?」
紅郎「おう、羽風か。いや、大神とはさっき偶然会ったんだが、急に殴ってくれって頼まれてよ……」
薫「え〜晃牙くん、そういう趣味あったっけ……?」
晃牙「そんなわけね〜だろ!」
薫「じゃあ、なんで鬼龍くんに殴ってほしいなんて言ったの?」
晃牙「うぐ……なんというか、最近何かにつけてイマイチやる気が出ねえというか、
   集中できねえっていうか……きっと気合いが足りねえんだよ……」
薫「それで、気合いを入れるために一発殴ってくれ〜ってこと?
  晃牙くんらしいというかなんというか……」
晃牙「おうよ。鬼龍先輩の顔を見てひらめいたんだ。あんたの一撃なら、かなり効くだろ?」
紅郎「やれやれ、どんな思いつきだよ……それにしてもその症状、
   いわゆる五月病ってやつじゃねえのか?」
薫「ああ、確かに。最近、晃牙くんと同じようなことを言ってる人をよく見かける気がする」
晃牙「五月病…だと……!?くうう、全然ロックじゃねえ!余計に情けないぜ……!
   オラ!早く殴ってやがれ!」
薫「あ〜あ、振り出しに戻っちゃうだね。……よし、おに〜さんが一肌脱ぎますか」
紅郎「ん?何かいい考えでもあるのか?」
薫「ポチポチっと……あ、もしもし零くん?お仕事お疲れさま♪」
晃牙「お、おい!?なんで朔間先輩に電話してるんだよ……!?」
薫「今日、皆で焼肉食べに行かない?……うん、うん、了解。じゃあ、また後で」
晃牙「おい……」
薫「というわけで、今から焼肉屋さんに集合!晃牙くんはアドニスくんに連絡してくれる?」
晃牙「なっ……!?勝手に決めてるんじゃねえ!」
薫「零くん、楽しみにしてるって言ってたな〜?」
晃牙「……!ちっ仕方ねえな、今日は先輩たちに付き合ってやんよ。
   ……もしもし、アドニスか?おう、実は羽風先輩達がよう……(アドニスとの連絡が続く)」
薫「うんうん、無理矢理気合いを入れるのもいいかもしれないけど、
  美味しいものでも食べて気分転換するのが一番だよね」
紅郎「はは、流石だな」
薫「そうだ、せっかくだし鬼龍くんも一緒にどう?」
紅郎「お、いいのか?」
薫「人数が多いほうが楽しいし、五月病への効果も上がりそうでしょ?」
紅郎「なるほどな。それなら、蓮巳と神崎にも声を掛けていい?」
薫「もちろん!紅月とUNDEADの合同焼肉パーティーだね。俺も楽しみだな♪」
晃牙「おい、先輩ども!さっさと焼肉屋に向かうぞ!」






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2022/6/12 月刊あんさんぶるスタジオ!!6月号

夢のアンサンブル 生アフレココーナー!!
「外出中雨が降ってきた」 by すあま さん

紅郎「は〜食った食った!いくつになっても、焼肉はテンション上がるな。」
晃牙「ははっ、そうだな♪」
颯馬「紅月と『あんでっど』の合同焼肉『ぱーてぃ』、また開催してほしいのである!」
紅郎「もちろんだ。」
晃牙「しかも今回の羽風先輩、らしくなく俺たち年下組にデザート奢ってくれたし。」
颯馬「であるな。しかし、あどにす殿が『でざぁと』に『かるび』を一皿注文した時は、
   さすがにびっくりしたのである。」
晃牙「ま、それがアドニスだからな。」
紅郎「だな。……しっかしあいつらも元気だよな、これから二次会に行くんだもんな。」
晃牙「だよな〜。俺らは明日の朝から仕事だから、まっすぐ帰宅するしかなかったけどよう。」
颯馬「……ん?み、皆の衆。雨がぽつぽつ降っておらぬか?」
紅郎「なんだと?」
晃牙「うっわ!ほんとうだ!聞いてねえよ!」
颯馬「き、急激に強くなってきたのである!」
紅郎「クソ、みんな傘持ってねえじゃねえか。困ったな。」
颯馬「あっ、すぐそこに屋根があるのである!一時避難を!」
紅郎・晃牙「おう!」
紅郎「(避難して)……はぁ、濡れたなぁ。」
晃牙「とんだ災難だぜ。全身ビッショビショだ。」
颯馬「我、髪が長いから張り付いて鬱陶しいである。うぅ〜〜……。」
紅郎「神崎。俺ハンカチ持ってるから、よかったら髪拭いてやるよ。こっち来い。」
颯馬「い、いいのであるか?かたじけない、鬼龍殿。」
晃牙「ったく、止む気配無いな〜。……なぁ、神崎のその刀、『実は傘でした〜〜』ってオチは……」
颯馬「むっ。あるわけなかろう。正真正銘、我の愛刀であるぞ!」
晃牙「わわっ分かったから抜刀すんなって!」
紅郎「こら。むやみやたらに抜刀すんなって、蓮巳とも約束しただろ?」
颯馬「うう、相すまぬ。」

晃牙「……あ、そういや、先輩たち傘持ってなさそうだよな。一応朔間先輩にメッセージ送っとくか。
   『(メールを打つ)急な雨が降ってきてるけど、先輩たち折りたたみ傘とかもってんのか?』っと。
   ……ん?もう返ってきた。『帰る頃には止みそうだから大丈夫じゃ。雨が降ってわんこは
   大はしゃぎじゃろうけど、泥んこ遊びは程々にな』……ってオイ!いつまで俺のこと
   犬扱いしてんだあのヤロ〜〜!!ムカつくぜ!!」
紅郎「まぁまぁ落ち着けや。」
颯馬「あ、はすみどのから『めっせーじ』である!ふむ、『急な雨が降って災難だったな。
   もし濡れてしまったのなら、星奏館に帰ったらすぐ風呂に入って暖まるんだぞ。』と。」
晃牙「ケッ!うちのと大違いだな!」
紅郎「はっはっは。……まったく、UNDEADも紅月も、個性が強くて面白いこった。
   一緒にいると時間が濃すぎて、あっという間に過ぎてくよなぁ。」
颯馬「ああ。各々の絡みは見ていて飽きぬ。我も珍妙な一人として扱われているのは度し難いが、
   皆で騒ぐのは愉快であるな♪」
晃牙「そうだな。……んまぁ、たま〜にこうやって集まんのも悪くないんじゃねえの。」
紅郎「っはは。素直に『また遊びたい』って言えばいいんだよ。」
晃牙「っ……!ま、そういうことだ。」
颯馬「ふふ。……そうだ!雨が上がるまでの間、皆で次回の計画を立てるのはいかがであろうか?」
晃牙「お、いいんじゃねえの。」
紅郎「賛成だ♪」