1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 | 「ユヅは僕のために泣いてくれたんだ」ハビエル・フェルナンデスは“羽生結弦の決意表明会見”をどう受け止めたのか?《独占インタビュー》 posted2022/07/23 11:03 <Number Web> photograph by JMPA 2018年平昌五輪を終え、清々しい表情の羽生結弦とハビエル・フェルナンデス 田村明子 Akiko Tamura 7月19日、会見にてプロへの転向を表明した羽生結弦。トレーニングメイトとして長年にわたり羽生と過ごし、親交の深いハビエル・フェルナンデスが独占取材に応じた。よき仲間、そしてライバルでもあった彼は、“羽生の決断”をどう受け止めたのか――。【全2回の独占インタビュー1回目/後編につづく】 7月19日、羽生結弦が競技生活に終止符を打ち、プロに転向することを明らかにした。彼が2012年の夏にトロントのクリケットクラブに拠点を移してから、同じブライアン・オーサーコーチの元でトレーニングをしてきたスペインのハビエル・フェルナンデスは、羽生のことをもっとも身近に見てきたスケーターの一人である。 2018年平昌オリンピックで羽生が金メダル、フェルナンデスが銅メダルを取るまで、およそ5年半をトレーニングメイトとして一緒に過ごしてきた。よき仲間でありライバルであった彼が、今回の羽生の引退に関して独占取材に応じた。スケートセミナーのために滞在中だというイタリアから、電話を通して元気な声を聞かせてくれた。 最初に、フェルナンデスが羽生のプロ転向宣言をどのように受け止めたのか、その感想から述べてもらった。 「今回のユヅの発表がサプライズだったか、というのはイエスでもあり、ノーでもあります。どの選手にとっても、今年は決断をする時です。オリンピックが終了し、次の4年間を続けていくのか、やめるのか。だから彼も恐らく色々と考えているだろうなとは思っていました。ユヅはこのことについて、きっと長い長い時間をかけて考えてきたに違いないと思うんです。スケーターにとって競技活動中と、プロ転向後とでは人生がガラリと変わるわけですから、人生の節目ともいえる重要な決断です」 |
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